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「着物×京都」運動

着物を着て京都を楽しみましょう

 このページでは「着物×京都」運動(きもの・バイ・きょうと・うんどう)の課題と施策を記します。 「着物を着て京都を楽しむ」ことを提案するに当たって大切な点は「ゆかたで祇園祭を楽しむ」気軽な感覚を維持することです。

NPO法人 古都研究会 「着物×京都」運動

着物のハードルを下げる

 若い方に着物に目を向けてもらう上で 第一の課題は「ゆかた」から「着物」へ移行のハードルが高いことが上げられます。 この要因として、若い世代では「ゆかた」と「着物」は全く別ものという認識が高く、 例えば、ゆかたは着たことがあるが、着物は難しそうなので着られない。 ゆかたは安いが、着物は高いので買えない。 この2点が大きな障壁となります。 この誤解を解くことが、着物のハードルを下げる第一歩となります。 そのためには、
  • ゆかたの着付けと、着物の着付けは基本同じである
  • 安価で手軽な着物がある
ことを周知することが求められます。

着物の着付けと、ゆかたの着付けについて

 ゆかたの着付けと、着物の着付けは、基本は同じであることを周知するために、 帯の結び方および、「ゆかた」は「着物」の一種なのか、について考察します。

帯の結び方について

 若い世代において、特に帯に関しての誤解が大きいことが推測されます。 着物はお太鼓結びが一般的ですが、それに対してゆかたは半幅帯の文庫結び等が一般的です。 この見た目の印象の違いが、ゆかたと着物を別物と印象付けています。 本来、ゆかたの帯(=半幅帯)の文庫結びは、なごや帯や袋帯のお太鼓結びと比較して、 難易度は低く、初心者でもとっつきやすい結び方です。 着物の着付けも半幅帯の文庫結びで良いことを周知することは、 着物へのハードルを下げることになります。
 夏期シーズンにはファッション誌にゆかたの着付け方が特集されることも多く、 若年層でもゆかたであれば自分一人で着られる、あるいは手助けがあれば着られるという方は少なからず存在すると思われます。 「ゆかたの帯であれば結べる」という事象を「着物も着られる」という発想に繋げることが重要と考えます。

「ゆかた」は「着物」か?

 ゆかたを着物の一種とみなすことに関しては異論もあります。 文献によると、元来ゆかたは「湯帷子(ゆかたびら)」に由来します。 帷子とは夏に着る生絹や麻布で仕立てた単衣のことであり、 湯帷子は入浴時に着るものであったのが、転じて入浴後に着るようになり「ゆかた」と呼ばれるようになりました。 藍一色で染められていましたが、現在は染色技術の発展でカラフルなゆかたが増えました。 参考:きもの文化検定公式教本I
 最近ではゆかたを単衣のように着る方も増えてきており、 現在では、ゆかたと単衣の着物を見た目で区別するのは難しくなりつつあります。 したがってゆかたを着物の一種と捉えることは決して特異なことではありません。

以上から、
  • ゆかたは着物の一種であるということ
  • 「ゆかた」と「着物」の着付けは基本は同じであること
  • 着物は半幅帯を用いると、ゆかたとほぼ同じ難易度で着ることが出来ること
の3点を周知することが「ゆかた」から「着物」へ移行のハードルを下げるために効果的と考えられます。

ゆかた感覚で着られる着物

 第二の課題として「ゆかたで祇園祭を楽しむ」気軽な感覚を維持する ためには、ゆかた感覚で着られる着物の開発が求められます。 ゆかた感覚維持のために必要なキーワードは、
  • 安い
  • 手入れが簡単
  • かわいいデザイン
の3つが挙げられます。

 これらキーワードを満たすために、 生地はポリエステルや木綿が候補となります。 また洋服と同様に買ってすぐに着られるファストフード的感覚が必要とされるため、 プレタポルテの仕立上がり商品が望まれます。

「着物×京都」運動をきっかけに、全国に着物を広める

 古都研究会では、着物で京都を楽しむ運動を提唱しておりますが、 着物復興のための最終目標は、京都を拠点とし日本全国に着物を広めることにあります。 このため京都での活動が、着物を着付けるだけのサービス、あるいは、 レンタル着物のように着物を着る機会が京都限りのサービスでは 不十分と認識しております。

着物復興のためには
  • 自分で着付けができる人口を増やすこと
  • 着物着用での外出に自信を持ってもらうこと
  • 京都だけでなく日本各地で着物を着てもらうこと
の3点が必要であり、いずれも着物復興のためには不可欠な要素と言えます。

言い換えると、旅行客が着物で京都観光する経験をきっかけに、
  • 着物が自分で着付できるようになること
  • 着物姿に自信を持つこと
  • 地元でも着物を着たいという気持ちになること
を実現することが、必要といえます。 着物産業復興のためには京都にとどまらず、日本各地に着物を再び広める必要があります。 古都研究会では「着物×京都」運動をきっかけに、着物の全国展開を推進します。

着物の開発と「着物×京都」運動に向けて

 着物を安く提供するためには量産が要求されます。 そして市場のニーズに合った商品企画・開発が必須となります。 古都研究会では、魅力ある着物の開発、および「着物×京都」運動の展開を、 3つのフェーズに分けて進めます。

  • 第一フェーズ(試行)
    「着物×京都」運動を市場に提案し、市場の声をフィードバックする。

  • 第二フェーズ(開発)
    「着物×京都」運動にあった商品企画・開発を行う

  • 第三フェーズ(実行)
    「着物×京都」運動推進キャンペーンを行う

 2010年3月現在は第一フェーズに相当します。 「着物×京都」運動の中でも、特に 「ゆかた感覚で気軽に着られる着物」で京都を楽しむ方法を広める プロジェクトをコモドコモン・プロジェクトと名付け 京都の呉服店有限会社ひろせと提携し試行しています。 ここで得たノウハウを第二フェーズに生かします。

 第二フェーズでは、 商品企画・開発に関して着物メーカーの協力が必要となります。 「着物×京都」運動およびコモドコモン・プロジェクトに賛同頂ける企業を募集しております。

 第三フェーズでは、 「着物×京都」運動の推進のため、 京都の旅館・ホテルの協力が必要となります。この内容に関しては詳細を後述します。 幅広く周知し実行するために寺社、旅行会社、マスコミの協力も得たく存じます。

 すべてのフェーズにわたって 「着物×京都」運動およびコモドコモン・プロジェクトに賛同頂ける個人、団体、企業を募集しています。 このプロジェクトはインターネットを最大限活用し、 皆様から少しずつ力を分けて頂き、ネットワークすることで強力な効果を発揮することを 目指します。

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